微妙に異なる社内での扱い。

派遣社員と契約社員とは大きな違いがありますが、みなさんはその違いについて、はっきり答えることができますか。

仕事を探す時やいざ雇用契約を結ぶ時は求職するときは、きちんと派遣社員か契約社員か見分けることが必要です。

まずもっとも大きな違いは就職先との雇用形態にあります。

契約社員というのは、就職先の企業と直接契約を結ぶことで、ここには派遣会社が介在する余地はありません。

契約社員はたとえばプロ野球の選手などと同じように、企業サイドとの面談で年俸などの交渉を行い、「今年は年俸600万円でどうですか」、「いや、昨年は企業の業績アップに大きく貢献したのだから800万円は欲しいです」などといったやりとりをして、自分で年俸を交渉し企業と契約を結びます。

このケースは契約更改ですが、初年度の契約社員の場合は、入社前に企業から年俸などの条件提示があります。

一方で、派遣の場合は、契約を結ぶ相手は派遣会社であって、企業と契約を結ぶわけではありません。

勤め先の企業は雇い主ではなく、単なる仕事先・就業先ということになります。

そのため給与・年俸をはじめ諸々の条件は、あなたが登録した派遣会社に対して条件出しをすることになります。

派遣会社はその条件にあった企業を紹介し、折り合いがつけば勤務するといった形になります。

派遣の品格というテレビドラマでもありましたが、原則として派遣社員は、派遣先企業の福利厚生施設を利用したり、関連する行事に出たりすることはできません。

そのため社内での扱いが微妙に線引きされ、軋轢(あつれき)を生むことがあります。

言ってしまえば、契約社員は、自分で自分をマネジメントするのに対し、派遣社員のマネジメントは派遣会社が行ってくれます。

どちらにもメリット・デメリットがあり、現代でもニーズは二分しています。